冷却水

純水の冷却水中の塩素濃度を測定

導入製品
ATI残留塩素計

配管中の純水に 次亜塩素酸を添加

冷却水に工水を使用しているお客様から「配管中にスケールがたまり、度々、設備に不具合が生じて困っている」というオファーがございました。工水ではなく純水を使用することをご提案。さらに次亜塩素酸を添加することで、配管中にスケールが堆積することを防ぐようにしました。しかし従来の残留塩素計では純水中の次亜塩素酸の濃度測定ができません。そこで電気伝導度にほとんど影響されず、幅広い測定が可能な隔膜式のポーラグラフ式センサーのATI残留塩素計を選定しました。

試薬も不要 添加不足を正しく管理

ATI残留塩素計の導入により、次亜塩素酸の添加量が正しく管理され、添加不足によるスケールの付着や過剰添加による配管損傷を防止しております。設備の不具合もなく、適切な濃度の次亜塩素酸を添加することができるようになりました。試薬を必要としない隔膜式のセンサーのため、測定液の変化や不純物の影響を受けにくく、排水や海水、温泉や純水中の残留塩素の測定もできるので好評を得ています。設置や取付けがシンプルであり、省コストも実現しています。

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