空運転が可能 撹拌後の洗浄濾過工程にも
ペチプド合成装置の洗浄濾過工程において、酸やアルカリの廃液が出るため、耐薬性の高い接液材質をお探しのお客様がおられました。回収時に廃液がなくなり、ポンプが空運転(ドライ運転)することがあるので、メディカルシール式のポンプは適さないと判断しました。したがって空運転が可能で、洗浄・撹拌後の洗浄濾過の工程で使用できるエア駆動式PTFE製ダイアフラムポンプをご提案しました。同ポンプは、PTFEの無垢材から削り出しており、様々な酸やアルカリ液に耐性を発揮します。
ユーティリティはエアのみ メンテナンスもスムーズ
エア駆動式でポンプの制御をエアラインで行うため、省スペース化を実現しました。空運転が可能なので液体がなくなった状態で動作可能です。接液材質がPTFEのため、ペプチド合成装置の廃液回収に最適であると喜ばれております。部品点数が少なく、メンテナンスが非常に容易になったとのことです。マフラーは同社製で排気音も70dBと排気音を軽減。エアの調整により簡単に流量・吐出圧をコントロールできます。ユーティリティがエアのみなので防爆エリアなどでも使用できます。