残留塩素計の連続管理を始めませんか?
2020年の食品衛生法の改正により、現在食品事業者にはHACCPの考え方を取り入れた衛生管理を求められています。
HACCPでは、特に温度や薬品濃度などの数値について常に監視・記録を行い、第三者が見ても分かるように「見える化」することで、衛生管理をレベルアップすることを図っています。
ここでは、殺菌剤として用いられる残留塩素の監視について深堀していきます。
残留塩素の測定は、現在少しずつ連続測定に置き換わっています。
一方で、まだまだバッチ測定(手分析)で一日に数度の測定で済ませているところもあるのが現状…
既存のルールを変えることには大きな労力が伴いますが、数値連続監視には以下のような利点があります。
・リスクの低減
バッチ式では測定していない期間も常に連続監視を行うため、濃度の異常があればいち早く気付くことができます。
・測定作業の簡略化
バッチ式では測定・記録に人の手がかかりますが、連続測定の場合常に数字の監視ができるため残留塩素濃度の管理に手間はほとんどかかりません。
・記録の簡易化
連続測定式の残留塩素計の多くは記録用の機器とセットで設置することで、データとして記録に残すことが可能です。記録の簡易化が可能で、紙に記録する際の紛失のリスクも低減できます。
ちなみに、ATI残留塩素計は自動で連続的に塩素濃度を測定し、測定結果を出力します。センサーが特殊な液体・膜により保護されており、交換部品(ランニングコスト)が安価であることが特徴です。
衛生管理のレベルアップに興味がございましたら、下記より御問い合わせください。
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