一般用水から粒子が混入している高粘度流体まで

DELLMECO 金属製エアー駆動式ダイアフラムポンプ

DELLMECO(デルメコ)の金属製エアー駆動ダイアフラムポンプは、流量が可変吐出型で、駆動エアーの圧力・流量を制御することで流体をゼロから最高流量まで簡単に流量制御が可能です。 また、吐出側を閉止した場合は停止し、開くと再び動作します。この際ポンプは発熱や摩耗を生じず、事故を防いで安全に使用できます。

製品の特長

特長01

アルミニウム製ダイアフラムポンプ

アルミニウムは、酸素とケイ素に次いで3番目に多い元素です。アルミニウムの重量は鋼鉄のわずか1/3であり、同時に完全に不浸透性で、柔軟で融点が低く低温での加工が容易です。また、電気伝導率は銅の2倍です。酸化被膜を形成するため耐食性にも優れています。その為、ワニス、着色料、溶剤の移送に適しています。

特長02

鋳鉄製ダイアフラムポンプ

鋳鉄とは、炭素(2%以上)とケイ素の割合が高く、マンガン、クロム、ニッケルなどの他の元素を含む鉄合金の一群を意味します。鋳鉄の密度は7.2g/cm³で、鋼鉄より密度と融点が低く炭素含有量が高いため鍛造はできませんが、溶融材料は薄い流体であるため粘度の高い溶鋼よりも鋳造しやすい事が利点です。 鋳鉄は自体はもろい材料ですが、鋼鉄よりも耐食性が高いため主に研磨スラリーや接着剤の移送に適しています。

特長03

ステンレス製ダイアフラムポンプ

ステンレス鋼とは、他の元素(硫黄、リン)が0.025%を超えない、特に純度の高い鋼合金で、密度は約7.8g/cm³です。ポンプに使用されるステンレス鋼(1.4404、1.4571 、AISI316L)は、特に塩化物を含む媒体中で高い耐食性を持ちます。ステンレスを使用したポンプは主に研磨スラリーや接着剤の移送に使用されます。

特長04

新製品!バルブシートのみを交換可能なステンレス製ダイアフラムポンプ

従来のDELLMECO社製メタルシリーズダイアフラムポンプは、ハウジング一体型のバルブシートによる部品点数の少なさが特長でしたが、バルブボールの材質によってはバルブシートの変形により移送不良や能力不足が発生した際、ハウジングごと交換しなければならないという課題がありました。そこで、バルブシートが交換可能なステンレス製ダイアフラムポンプが新製品としてラインナップしました。バルブシートが変形して移送不良や能力不足が発生してもハウジングごと交換する必要はなく、バルブシートを取外し交換するだけで処置ができるようになりました。

性能

  • 最高圧力;従来8bar→8.2bar
  • 吸入リフト(ドライ);[最高流量75ℓポンプ]従来3.0mWC→3.2mWC 
  • 吸入リフト(ドライ);[最高流量125ℓポンプ]従来4.0mWC→4.8mWC
  • ボールバルブシートの気密性100%
  • バルブシート交換可能

特長05

粉体用ポンプ

乾燥したプロセスパウダーを、より迅速に、よりクリーンに、そして設置型システムの数分の一のコストで移送・処理することができます。ハウジング材質はアルミ、鋳鉄、ステンレス、サニタリー仕様から選択できます。デモ機の貸出も可能です。

移送できる粉体の例

  • ドライフード
  • バーミキュライト
  • 石灰石
  • シリコン・シリカ
  • 医薬品
  • カーボンブラック
  • 滑石
  • アクリルレジン

特長06

簡単に分解洗浄

簡単に分解・組み立てが可能です。分解して洗浄することで、衛生的に使用できます。 部品点数が少なく洗浄時間がかからない為、ポンプの稼働停止時間を短縮できます。

特長07

空運転が可能

呼び水不要な自吸式の為、空運転が可能です。軸受けやメカニカルシールなどの摺動部がなく、摩耗による焼き付きや液漏れの心配もありません。

特長08

防爆エリアで使用可能

電源の不要なエアー駆動式の為、爆発や火災の危険性があるエリアでも使用できます。 アースの取れる導電性ポンプのご用意もございます。

特長09

スラリーや固形物が入った流体でも移送可能

摩耗性及びせん断力の弱い流体の移送ができ、粒子を壊さずに送液することが可能です。一般用水から粒子が混入している高粘度流体まで幅広い種類に対応しています。

特長10

装置化のご提案も可能

協力会社設計製作の下、装置化した商品のご提案も可能です。

導入事例

粉体の移送

高粘度流体の移送

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