空気駆動で電気不要。水・オイルや各種ケミカル液の他、フレオンなど液化ガスの圧送が可能

HASKEL エア駆動液圧ポンプ

HASKEL(ハスケル)のエア駆動液圧ポンプは、安全で信頼性が高く、経済的な油圧源を提供するために設計された容積ポンプです。圧縮空気を油圧に変換することで長時間コンポーネントの水圧試験を行い、一定の圧力を保持することができます。制御機器と組合わせれば規定圧力での自動停止や遠隔操作なども可能です。システム設計・制作も含めてご相談ください。

製品の特長

特長01

エア駆動液圧ポンプの特長

HASKELのポンプには電動式ポンプに比べ数多くの利点があります。

特長

  • 発熱、火炎、火花の危険性がない安全なエア駆動式
  • 無段階にサイクルスピードを調整可能
  • 起動/停止の用途で使用可能
  • 数多くの液体や液化ガスに適応
  • エアラインに潤滑が不要でコスト削減、周囲の環境汚染なし
  • 圧力変化に即時対応のエアスプール機能
  • ATEX対応、CE認証取得
  • 最高700MPaまで昇圧可能
  • 設定した圧力で停止が可能、電力を消費せずに圧力を保持
  • 自動運転が簡単で、制御改造のオプションラインナップが豊富
  • 駆動にはエア以外に窒素ガス、天然ガス、非蒸発ガス使用可能
  • 丈夫でコンパクトな為設置やメンテナンスが簡単

特長02

バルブや圧力計・安全弁など周辺機器も含めたシステムユニットとして設計制作

ポンプ単体だけでは無くお客様の要望に合わせた機器設備を備えた装置制作も可能です。

特長03

購入後の修理・メンテナンスも対応いたします

サニー・トレーディングはHASKEL社の日本代理店です。納入後の修理、メンテナンスもお任せください。ブースターを送っていただき修理、メンテナンス後発送、または取り外しが困難な場合は現場での修理やメンテナンスも可能です。日本全国どこへでもお伺いいたします。

メンテナンスのご依頼はこちら

  • 東日本:045-641-4731
  • 中部:052-563-4641
  • 西日本:06-6312-1671

特長04

アクセサリー

HASKELでは各種のアクセサリー機器を多数製作しています。単体でも使用可能ですが、 ご仕様に応じたパッケージとしても購入可能です。また、ご要望に応じたアクセサリーの提供や最適な製品の選定、技術的なサポートも行っております。

主なアクセサリー

  • エアパイロットスイッチ
  • ステンレスチェックバルブ
  • インテンシファイヤ(サイクル作動用チャック付)
  • プレナムチャンバー
  • ポートアダプター
  • 液圧用アキュムレーター、ガスレシーバー、蓄圧シリンダー
  • フィルター
  • 高圧バルブ、フィッティング、チューブ
  • エアパイロットバルブ
  • 調整式リリーフバルブ
  • 方向制御バルブ
  • キャピラリ式ゲージスナバ
  • ゲージスナバ

特長05

納入実績

主な納入実績

  • 各種圧力試験装置
  • バルブ作業制御
  • ローラーの張り調整
  • 液化ガスの移送
  • ワークの保持/パワークランプ
  • 油圧シリンダーの作動
  • 計測
  • ジャッキ/リフト
  • プレスの過負荷防止装置
  • 精密な潤滑と噴霧

特長06

静水圧試験への採用

空気駆動液体ポンプは、圧縮空気を効率的に油圧に変換し、部品を圧力加工し長時間一定の圧力で保持する必要があるさまざまな用途に対応します。ハスケルのエア駆動液体ポンプの最も一般的な用途の1つは、静水圧試験です。静水圧試験では特定のシステムの部品を圧力試験するための静水圧試験ポンプとして使用されています。

用途

  • ボルトのテンショニング
  • キャリブレーション
  • 製紙工場
  • 圧着
  • シリンダーテスト – DOT(米国運輸省)
  • フランジスプレッダー
  • 砲塔の水平調整
  • 油圧シリンダー駆動
  • ジャッキングとリフティング
  • 潤滑
  • ブレーキアプリケーション
  • 部品の洗浄
  • クランプ
  • 切断
  • ダウンホール上流圧力均等化
  • 流体の充填
  • 油圧パワーユニット
  • 等方圧圧縮
  • LPGの再利用

特長07

ポンプの作動原理

作動原理

  • 空気駆動液体ポンプは、差動ピストンの原理に基づいて自動的に往復運動します。油圧システムでは、小さなピストンは大きなピストンに直接駆動され、大きなピストンは比較的低圧の圧縮空気で駆動されます。
  • 2つのピストンの公称面積比は型番の数字で表されており、おおよその最高吐出圧力を示しています。 実面積比は公称面積比より約 15%高く、吐出圧力が公称面積比と等しいときはポンプが駆動し続けます。
  • 最初に、ポンプは二次側を加圧するための移送ポンプとして最大速度で駆動します。 二次側の圧力上昇に伴い、最大吐出圧力で停止するまで、ポンプはサイクル数を減少させながら駆動します。 二次側の圧力が低下すると、最大圧力を維持するために再駆動します。
  • ストール圧力とは、吐出圧力が上昇しピストンの往復運動に対する抵抗がさらに大きくなった状態です。 例えば、駆動圧力×ピストン面積が吐出(ストール)圧力×プランジャの面積に等しいとき、ピストンは力の均衡をとってストールします。
  • ポンプは駆動側の大径のピストンと油圧側のピストンシールの摩擦抵抗が小さいため、ごくわずかな圧力低下も敏感に検知し稼働できる設計になっています。

特長08

HASKEL(ハスケル)社について

HASKELは米国カリフォルニア州バーバンクを拠点とする本社工場があり、世界的な販売代理店のネットワークにより技術的なサポート並びにアフターサービスを可能としており、幅広い仕様に対応する機種が多数ラインナップされています。HASKELは75年以上にわたり、高圧産業用ガスおよび液体処理装置の世界有数のプロバイダとして認められてきました。HASKELほど高圧を扱う会社は他になく、業界をリードするだけでなく製品のイノベーションで業界を開拓してきた結果、開発した製品やソリューションが様々な安全上重要な環境で成功を収めています。また、世界の持続可能性、安全、国家安全保障、研究、探査の基礎などのミッションクリティカルな用途で常に選ばれています。

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